構造用集成材
強度性能が明確
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集成材は、木材を挽き板にして天然木の欠点である大節・割れ等を取り除き、接着積層することにより品質を均一化し、強度性能を高めました。強度・品質等が明確に表示できます。
- 構造用集成材の強度性能(曲げ・圧縮・引っ張り等)は、集成材の種類、樹種により規格基準が定められています。
寸法精度が高く狂いが少ない
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生き物である木は50~20%の水分を含んでいるため、乾燥が不十分だと強度の低下、反り・割れ等が生じてしまいます。JAS認定の集成材用木材は天然乾燥に加え、更に乾燥装置によって木の細胞膜中の水分まで放出させ、含水率を15%以下に落として、反り・割れを防いでいます。収縮・変形が少ないので、クロス割れ・床鳴り・床の不陸・建具の不具合等を減少させます。
断熱性能・調湿能力に優れている
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木は熱伝導率が最も低い建築材料で、鉄に比べると熱伝導率は約1/200、コンクリートの約1/4の低さであり、調湿能力は柱1本(3m×10cm角)で一升瓶1本分の水分を出し入れできるといわれています。鉄骨やコンクリートが結露しても、木が結露することは殆どありません。断熱性能に優れ夏は涼しく、冬は暖かく、湿度の高い梅雨時は水分を吸収してくれる等、日本の気候風土に最適な材料と言えます。
鉄・コンクリートより強く、建物の軽量化が可能
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単位重量当りの強度を比較すると、引っ張り強度で鉄の約4倍、圧縮強度でコンクリートの約5倍の強度が木にはあります。そのため、建物重量は他の構造と比べると大幅に軽量化でき、基礎の建築コストを抑えることが可能です。
表面が焦げても炭化層が燃焼をストップ
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木材は、表面が焦げても炭化層ができて酸素の供給を遮断し、1,000℃以上になっても燃え難くなります。炭化層の熱伝導率は、炭化層になる前の1/2~1/3程度です。木造建築物は、崩れるのに時間が掛かるのに対し、鉄はいかに断面を大きくしても1,000℃でグニャリと軟化してしまいます。
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