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金物工法

金物工法

木材の欠損部が極めて小さく、高い接合強度

金物工法は、従来の木造仕口・継手を金物接合に置き換えて構造材を緊結する工法です。従来の木造軸組工法に比べ、木材の接合部の断面欠損は約1/4。断面欠損を最小限に抑えられるので、約1.5倍の接合強度を実現。公的機関による科学的な強度試験で、安全性を実証しています。

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  • 従来の工法

金物は耐食性に優れた高品質表面処理

  • 金物の表面処理は、カチオン電着塗装を施しています。カチオン電着塗装とは、自動車製造技術から生まれた錆に強い塗装で、被塗物を電解液に沈めて通電しイオンの力によってエポキシ樹脂系塗料を強力に定着させますので非常に長期間にわたって効果が持続します。本来、塩害地域を走る自動車の錆対策として開発された技術で、万一、金物の表面に傷が付いても、そこから錆が広がり難い防錆塗装です。

  • 金物は耐食性に優れた高品質表面処理

あらわし構造にも最適な美しい仕上がり

金物は柱や梁の内部に隠れ、金物が納まるスリットも目立たないので、化粧梁等『あらわし構造』とした場合でも金物が露出せず、木材の美しさを存分に生かすことができます。

  • 金物工法
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  • 従来の工法
    従来の工法
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金物が露出しないので断熱効果がアップ

  • 金物はヒートブリッジ(熱の通り道)にならないよう、木材内部に隠れるので、断熱性を上げるとともに、結露により木が腐るのを防ぐ効果があります。また、断熱材を壁体内部に入れる場合も金物が邪魔にならず隙間なく収められるので断熱効果を損ないません。

  • 金物工法
    金物工法
  • 従来の金物では断熱材に隙間ができる
    従来の金物では断熱材に隙間ができる

施工性に優れ、工期短縮を実現

  • 金物はプレカット工場であらかじめ取り付けて出荷。現場での金物取り付けミスを防ぎ、搬入と同時に施工が可能です。熟練技術を必要としないシンプルな施工方法なので、工期を短縮できます。

  • 搬入荷姿(金物取り付け済み)
    搬入荷姿(金物取り付け済み)

施工方法(梁の掛け方)

  • 梁受金物は工場で取り付け済み
    梁受金物は工場で取り付け済み
  • 第1ドリフトピン(最上部)は工場で取り付け済み
    第1ドリフトピン(最上部)は工場で取り付け済み
  • 梁を梁受金物に掛け落とす
    梁を梁受金物に掛け落とす
  • 残りのドリフトピンを打ち込んで固定する
    残りのドリフトピンを打ち込んで固定する

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