耐震実験
実物大の住宅モデルで公開実験を実施
P&C-MJシステムの耐震性能を検証するため、2007年8月独立行政法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)にて、マスコミや大学教授など有識者立会いのもと、大勢の見学者に見守られながら、実物大の住宅モデルで耐震実験を行いました。
連続5回の巨大地震波にも耐え、驚異的な耐震性を実証
兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)・新潟県中越地震など、日本で発生した過去最大級の巨大地震の再現地震波を加振させ、建物が衝撃を受けた際の被害状況を検証。木材や金物の損傷もなく、計5回に及ぶ巨大地震波に対して倒壊しない強固な構造躯体であることが証明されました。
実験で加振した再現地震波
構造 | 最大加速度 | 地震の名称 | マグニチュード | 震度 | |
---|---|---|---|---|---|
加振1回目 | JMA神戸 NS成分 100% | 818gal | 1995年 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
7.3 | 6強 |
加振2回目 | JMA川口 EW成分 100% | 2036gal | 2004年 新潟県中越地震 | 6.8 | 7 |
加振3回目 | BCJ波レベル1 100% | 207gal | (財)日本建築センター 模擬地震波 |
— | — |
加振4回目 | JMA神戸 NS成分 110% | 900gal | 1995年 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災)1.1倍 |
— | — |
加振5回目 | JMA神戸 NS成分 100% | 818gal | 1995年 兵庫県南部地震 (阪神淡路大震災) |
7.3 | 6強 |
- JMA神戸 NS成分 1995年1月17日 兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の際、神戸海洋気象台で観測された南北方向の地震波。
- JMA川口 EW成分 2004年10月23日 新潟県中越地震の際、川口町観測地点で観測された東西方向の地震波。
- BCJ波レベル1 財団法人 日本建築センターの模擬地震波で、建築基準法で定める中地震程度の地震波。
門型ラーメン工法でも安全性を証明
門型ラーメン工法でも、同じく連続5回の耐震実験を実施しました。実験棟は、一面をオープン(ビルトインガレージと大開口)にしたプランで、2層の門型ラーメンフレームを配置。検証の結果、門型ラーメン工法で建てた住宅モデルも巨大地震波に対して倒壊しない安全性が証明されました。
様々な性能検証実験を実施
P&C-MJシステムの性能を多方向から検証するため、様々な実験を行っています。
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