Clipping Life
【バリアフリーな家づくり01】住宅の危険地帯はどこ?
転倒対策と取り入れたい設備
今もこれからも快適に暮らし続けるために「お家のバリアフリー化」が話題になっています。
「どんな場所に」「どんな方法で」バリアフリー化ができるのか…。未来を見据えたお家づくりのアイデアを、今回からシリーズでご紹介していきます。
第一回目は「住宅内での転倒を防ぐための対策と、それぞれ取り入れたい設備」について。ぜひリフォームやお家づくりの参考にしてみてくださいね!
高齢者の住宅内での転倒事故は、実は屋外での事故より多いとされています。
階段や廊下、トイレなど転倒が起こりやすい“危険地帯”をチェックして、事前に対策を行うことで、毎日を安心・安全に過ごせます。
玄関や階段は、特別な動作で身体のバランスを崩しやすい場所。
段差の上り下りや不安定な動きをする際に、しっかりと身体を支えられるように設備を取り付けるのがポイントです。
<玄関>
上り框など高い段差がある玄関には、廊下に上がるまでの歩行と上り下りの負担を軽減する手摺を設置するのがおすすめ。手摺の動線上に「腰掛け」を設置すれば、靴の脱ぎ履きも座って安定した姿勢で行えます。
<階段>
階段は、夜間のトイレ時・起床後などの移動が特に危険です。
手摺をつけるほか、段差が小さい階段にするなど、安定した状態で移動できるように工夫しましょう。
階段の段差を照らすライトや、蓄光材が埋め込まれた巾木・手摺を設置することでより安全な階段に。必要に応じて「手摺用補助ボール(てすりサポート)」を取り入れるなど、体重をかけたときに滑りにくくする工夫も効果的です。
平坦で危険がないように思う廊下ですが、実は「滑りやすさ」が転倒の原因に。スリッパを履いているときに転ぶことも多いようです。
滑りにくい加工の床材や、万が一転倒しても怪我をしにくい「衝撃吸収床材」を選びましょう。
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トイレは不安定な体勢をとるタイミングが多く、その動作中に転倒の危険があります。そのため、トイレ内での動作に合わせて手摺を設置するなどの対策が必要です。
また、車椅子での移動が必要な場合は、トイレの段差をなくしたり、移動や介護がしやすい広めの空間を確保するといいでしょう。段差のない「上吊り引戸」がおすすめです。
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「段差」「滑りやすい場所」「不安定な生活動作をする場所」「暗い場所」は、住宅内で転倒が起こりやすい場所です。
生活動作や居住環境に合わせて、できるだけ負担を減らすことができる設備を適材適所に選ぶことで、危険を減らし、かつ暮らしやすいお家をつくることができます。
また、一般住宅のバリアフリーリフォームについては、介護保険制度で適用される改修箇所において「改修費用の9割」が支給される支援があります。
「今」だけではなく、「将来」の自分や家族のライフスタイルを考えて、いつまでも安心して過ごせるお家を目指しましょう。
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