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【お家づくりの用語解説】住宅購入でよく聞く
「長期優良住宅」とは?基本を解説
マイホームを検討中の方は「長期優良住宅」という言葉をよく見聞きするのではないでしょうか。
長期優良住宅は、耐震性や耐久性などが優れた住宅のこと。マイホームを長期優良住宅にすることで、税制優遇などさまざまなが恩恵が受けられます。
一方、後悔しないようにデメリットについてもよく知っておく必要も。
今回は、そんなお家づくりのキーワード「長期優良住宅」について解説します。
長期優良住宅とは、長く快適に住み続けられる住宅の普及のため定められた「長期優良住宅認定制度」の基準をクリアした住宅のこと。
長期優良住宅の制度がスタートしたのは2009年。
それまでの日本の住宅というのは、「質」というよりも「量の確保」が重視されてきた背景があり、せっかく建てた家も、老後には建て替えが必要になることが少なくありませんでした。
建て替えにはもちろん費用がかかるほか、廃棄物が多く排出されます。
そういった環境への負担を低減し、より住む人が豊かさを感じられるように、「住宅の寿命を伸ばす政策」として長期優良住宅制度がつくられました。
「長期優良住宅」は、新築または既存住宅のリフォーム・リノベーションの際に、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。
ここでは、長期優良住宅の認定を受けるメリットをいくつかご紹介します。
(※2024年4月時点での情報です。最新の情報については行政・自治体のホームページをご確認ください。)
戸建ての場合、固定資産税の減額期間が最長3年→5年に延長されます。
そのほか、建物を登記する際に適用される登録免許税、所得税(投資型減税)などさまざまな税の特例措置があります。
「フラット35S」と「フラット35 維持保全型」を併用して利用する際に、借入当初から10年間、金利優遇が受けられます。
耐震等級2は30%、耐震等級3なら50%の地震保険料の割引が受けられます。
長期優良住宅は申請すればどんな住宅でも認定されるわけではなく、認定基準をクリアできる品質で建てる必要があるため、一般的な住宅より価格は高くなる傾向があります。
長期優良住宅は住みはじめたあとも、維持保全の義務が発生します。認定を受けるときに提出した計画に基づく定期点検を行わないと、認定の取り消しなどの可能性も。
そのほか、申請作業に時間がかかることや、別途申請のための手数料がかかるなどのデメリットも。後悔をしないよう事前にしっかり調べておきましょう。
ノダの「構造用ハイベストウッド」は、長期優良住宅を建てるための有効な製品となっています。「構造用ハイベストウッド」は、住宅の目に見えない骨組み部分を支える構造材。地震や台風などの災害への高い耐久力を持つ製品です。
長期優良住宅に認定される住宅であるかどうかは、こうしたお家の構造物である「建材の品質」も、実は大きく関わってくるんです。
▼詳しくはこちらの動画をご覧ください
長期優良住宅に認定されるということは、税制面での優遇以外にも「マイホームが安心して暮らせる性能を持っている」という証明でもあります。
これからマイホームを建てる方、リフォームやリノベーションを考えている方は、世代を渡り長く安心して暮らしていける「長期優良住宅」を、考えてみるのもいいかもしれませんね。
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