お風呂や桶、家具、建築材など日本人の生活の一部として、古くから根付いてきた「ひのき」。きれいで白い光沢感のある木目と、柔らかな木肌を持つ「ひのき」は、心がほっとするような温もりが感じられ、今も昔も、多くの人に愛されています。

そんな「ひのき」の温もりを、足元から感じられるように、この度ノダは、天然木フロア「JフェイスVC日本のフロア ひのき」を発売しました。今回は、「ひのき」を床材として使うことで感じられる魅力について、紐解いていきます。

世界最古の木造建築である奈良法隆寺の「五重塔」。
1000年以上の時を経てもなお、腐らず、頑丈に、昔の姿を保っているのは、その建築材に「ひのき」を使っているからです。

調湿性・耐水性に優れている「ひのき」は、湿度の高い日本の気候で年月を経ても朽ち果てない、丈夫な樹木であると言われています。

一方、表面はなめらかで肌馴染みがよいため、家具など生活必需品としても好まれています。

「ひのき」を使った床材の魅力は、高級感のある柔らかな木肌。
熱が伝わりにくい性質を持っているため、足で触れると夏は涼しく、冬は温もりを感じられます。素足で直に木と対話しながら暮らしてきた日本人にとって、「ひのき」は馴染みが深い床材といえます。

ただ、「ひのき」は表面の強度の問題から、一般的に使われる突板フロアとしては加工が難しいとされています。そのため、厚く切り出した木をそのまま貼る「無垢フローリング」が主流となっており、「ひのき」に対して高級なイメージを持つ方が多いようです。

「ひのき」に包まれる感覚は、どこか森林浴をしているかのようなイメージ。その上質な木目は、インテリア性を向上させるだけではなく、人がリラックスできる環境をととのえる、という役割もあります。

「ひのき」の床材は和のインテリアのほか、洋の装いにも調和します。デザインの異なる家具やクロスなどの要素も、一つのまとまりあるコーディネートに昇華させてくれる、インテリアとしての使いやすさも魅力です。

この度、そんな「ひのき」の魅力を楽しめる、国産材を使用した天然木フロア「JフェイスVC日本のフロア ひのき」が新しく生まれました。高級な「ひのき」を、合板製造からフロア製造まで一貫して行うノダだからこそ叶えられる、安心の性能・価格でご提供します。

「JフェイスVC日本のフロア ひのき」の表面は、特殊な処理を施すことで、ひのきの弱点でもある汚れ・凹みキズへの耐久性をさらに強くしました。
天然木ならではの風合いに、耐久性と施工性をプラスした新しい「ひのきフロア」となっています。

「JフェイスVC日本のフロア ひのき」は、保育施設や宿泊施設など人が集う空間での使用を想定し開発しました。表面のカラーは、長い時間を誰かと過ごす施設にぴったりな、経年変化の味わいを感じられる「温もりある色味」。月日が経っても色褪せることなく、色が濃くなるのが特長です。

衛生面に配慮し、表面には「抗ウイルス剤」を配合した、「ナチュラルコート」を塗装。保育施設の子どもたちが素足・素肌で安全に遊べるような、安全な環境づくりが叶います。ナチュラルコートで、肌触りもマットで気持ちのいい質感。目と触感で居心地のよさを感じられる、天然木ならではの床材です。


「ひのき」の良さを床材に活かした「JフェイスVC日本のフロア ひのき」は、ノダが取り組む国産材を使用した突板フローリングです。
商品の詳細は、全国のショールームでお尋ねください。