Clipping Life
地震に強い家「構造用ハイベストウッド」
って?家づくりで知っておきたい耐力面材のこと
家を建てるとき、デザインや空間の広さ以上に大切なこと。
それは、家族が長く、安心して暮らすためのお家の「安全性」です。
日本で起こる地震は年間2000件以上。
台風などによる水害や風害は、全国各地で発生しています。
そんな日本で安心安全に暮らすためには、家を建てる段階で「住宅性能」についてよく考えておくことが大切です。
今回は、地震などの災害から家を守る構造材「耐力面材」と、地震に強い耐力面材「構造用ハイベストウッド」について解説します。
家が大きな揺れに耐えるためには、揺れの力を上手く分散させる構造が必要になります。
「耐力面材」とは、そうした揺れの力を分散させる強い壁をつくるための構造材料です。
「耐力面材」を使用した家は、壁全体で家を支える構造のため、
大きな揺れの力に屈せず家の倒壊を防ぐことができます。
従来の日本の建築方法は、「木の柱」を枠組むことで家を支えるものでした。
これは上からの力には強いものの、家の倒壊の原因となる「横揺れ」に弱いことが欠点でした。
一方、「耐力面材」を使用した新しい工法(枠組壁工法)は、家を“面”で支える工法。
壁面全体で力を受け止めることで、横揺れの負荷をバランス良く分散させることができます。
これが、「耐力面材」を使用した工法が地震に強く、家の倒壊を防ぐといわれる理由です。
「ハイベストウッド」は、耐震性において高い性能を持つ*¹大臣認定の耐力面材です。
震度7級の巨大地震を連続5回受けても、「構造用ハイベストウッド」で建てた
住宅であれば倒壊しないことが検証されています。
(*¹国土交通大臣の認定 木造軸組工法 壁倍率2.5および4.0 / 枠組壁工法 壁倍率3.0)
そしてその「耐震性能」を維持するために重要となるのが、家を腐らせないための「透湿性(耐久性)」です。
「透湿性」とは、「家の湿気をいかに外へ排出できるかどうか」のこと。
結露や湿気による家の腐食を防ぐ、重要な性能の一つです。
「構造用ハイベストウッド」はそうした湿気対策の性能においても、他の木質系面材と比
べ*²最上級のスコアを取得しています。
(*²透湿抵抗値2.0(Hg/g㎡h・mm))
台風などの水害対策には、構造材の「耐水性」がとても肝心です。 そのため「構造用ハイベストウッド」では、水害に対しても優れた性能を持つ「高耐水MDF」を使用しています。
MDFというと、木質系の素材だから水に弱いというイメージがあるのではないでしょうか?
ですが「高耐水MDF」は、木質系素材に強い建材メーカーであるノダが、独自の製法により開発した特別な構造用MDFです。 24時間水に浸かったとしても強度が下がりにくい仕様となっています。
水に強いとされている無機質系面材と比べても、水害時にはその5倍以上の強度を出すことができるのです。 木質素材を長年研究してきたノダだからこそ叶えられる、災害に強い耐力面材「構造用ハイベストウッド」。
使用しているMDFは、廃材や梱包材など使用後の木材を有効活用した、地球に優しいエコ素材でもあります。
これからもずっと、安心・安全に暮らしていくために。
ぜひ家の耐震性についても、調べてみてくださいね!
▼詳しくはこちらの動画をご覧ください
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